鹿児島商 2017〜2018 公式戦戦績

○市内新人戦（8月下旬）＝一回戦

      一回戦 ⚫️7ー8錦江湾

○秋季県大会（9～10月）＝ベスト8

      二回戦 ⚪️7⑦0指宿

      三回戦 ⚪️2ー1国分中央

      四回戦 ⚪️6ー4徳之島

      準々決 ⚫️7ー8鹿屋中央

○春季大会（3～4月）＝二回戦

      二回戦 ⚫️5ー6鹿児島

○NHK旗県選抜（5月）＝二回戦

      二回戦 ⚫️1ー2鹿児島南

◆戦評

県内では鹿実・樟南とともに「御三家」の一角を担ってきた古豪。07年選抜出場以来10年以上甲子園出場はなく、夏も10年ベスト4以来上位進出から遠ざかっている。

そんな低迷状態からの脱出の兆しが見えたのが昨年秋のベスト8だったが。。。それも束の間、今度は新入生勧誘活動に不正が発覚し、当時の指導者全員に謹慎処分が下った。年明け後の公式戦は未勝利。それでもスコアは接戦なので試合内容は決して悪くない。あとはこの悪い流れを払拭できればいいが。。。

戦力的には例年より整っているのは間違いない。特に昨年大量入部した現2年生世代には有力な選手が多い。打力の高い南之園や塩屋−白瀬の二遊間はすでにチームの中心選手。もちろんチームを引っ張るのは三年で、上位打線を打つ桑原、立和名らの活躍が鍵になるだろう。エース横谷の粘りの投球にも期待したい。

○選手権（夏）過去5年間戦績

     17年 ➖⚪️⚫️＝三回戦

     16年 ➖⚪️⚪️⚫️＝四回戦

     15年 ➖⚪️⚪️⚫️＝四回戦

     14年 ➖⚪️⚫️＝三回戦

     13年 ⚪️⚫️＝二回戦

「低迷期」とは言ったものの、印象ほど戦績は悪くない。初戦敗退は無く、あと一歩でベスト8と言ったところだ。もちろん選手権13回出場の古豪としては満足のいく成績ではない。上位進出をする為には、勢いが欲しい。

【今夏選手権戦績】

       二回戦 ⚪️7ー5国分

       三回戦 ⚫️5⑦12大島

◆戦評

かつての強豪が、「今」の強豪に捩じ伏せられた形に。

秋ベスト8で膨らんだ古豪復活の期待も、その後の不祥事や春とNHK旗での初戦敗退で萎んでいっていた感は否めない。

このチームに必要なのはとにかく勝つ事だ。公式戦で勝たなければ自信も経験値も積み重ねる事は出来ない。その二つが足りないのが、長期低迷の要因と言って良いだろう。

幸い経験値という部分では、今年の二年生は多くの選手が試合経験を積んでいる。新チームではアドバンテージになるはず。「夏が全て」などと悠長な事は言わず、秋から勝負をかけるつもりで戦って欲しい。