れいめい 2017〜2018 公式戦戦績
○北薩地区新人戦(8月下旬)=ベスト4
一回戦 ⚪️2⑫1出水商
二回戦 ⚪️8⑧1薩摩中央
準決勝 ⚫️3ー4川内商工
○秋季県大会(9~10月)=三回戦
二回戦 ⚪️3⑬1隼人工
三回戦 ⚫️6⑩7川辺
○春季大会(3~4月)=優勝
二回戦 ⚪️10⑤0鶴翔
三回戦 ⚪️11⑤0川内商工
四回戦 ⚪️5ー3鹿児島工
準々決 ⚪️8ー5鹿屋中央
準決勝 ⚪️(不戦勝)神村学園
決勝 ⚪️6ー2樟南
○春季九州大会(4月)=一回戦
一回戦 ⚫️2ー4未来沖縄(沖縄)
○NHK旗県選抜(5月)=ベスト4
二回戦 ⚪️2⑩1鹿児島情報
準々決 ⚪️7ー2薩南工
準決勝 ⚫️3ー5川内
新チームスタート直後は躓いたものの、年明け後は見事巻き返す。
春は新人戦のお返しとばかりに同郷川内商工に快勝すると、勢いそのまま優勝。神村の辞退もあったが、秋からの流れを変えるためにはこれ以上ない勲章だった。
NHK旗は春好投したエース松江を全試合休ませ井出・小坂に経験値を積ませた。いい状態で夏に臨めそうだ。打線は例年のように長距離砲はいないが、上位から下位までしっかり振れる強打者が揃う。
夏はマウンドに上がるであろうエース松江は県内屈指の速球派左腕だ。
チーム力は着々と備わりつつあるが、まだまだ県内の強豪の壁は高い。今年こそは頂点を拝めるか。
○選手権(夏)過去5年間戦績
17年 ➖⚪️⚫️=三回戦
16年 ➖⚪️⚪️⚪️⚫️=ベスト8
15年 ➖⚪️⚪️⚫️=四回戦
14年 ➖⚪️⚫️=三回戦
13年 ➖⚪️⚪️⚫️=四回戦
15年春、16年秋、今年春と3度の県制覇を果たしているが、肝心の夏は意外にもベスト8止まり。
甲子園を目指している以上本人たちが一番この結果に不満を抱いているはずだ。
敗れた試合のほとんどは接戦だけに、ワンプレーに対する厳しさ、集中力をどこまで磨けるかが問われてくるだろう。
【ブロック展望⑵】
このブロックでは自力が頭一つ抜けた感があるれいめい。要注意なのは加世田か。NHK旗を逃しているが、秋は樟南相手にあわやという戦いを演じた。前評判こそ高くないが、ダークホースといえるだろう。加治木も今期は実績を残せていないが、逸材の宝庫姶良地区を代表する実力校。好守のショート畑中心に伝統の守りの野球を展開したい。
【その他・アラカルト】
◆第2シードは吉兆か?
14年以来毎年シード入りしているが、第2シードというシード順位は過去最高ではないか。
過去10年の優勝校のうち、第2シードからは実に5校。単純に5割が甲子園出場を果たしていることになる。縁起のいい数字ではあるが、果たして追い風にする事が出来るか。
【今夏選手権戦績】
二回戦 ⚪️8⑧0松陽
三回戦 ⚪️15⑤0樟南第二
四回戦 ⚫️2ー3加治木
◆戦評
今年こそ校名変更後初の甲子園をと意気込んだ今大会。チームは例年以上に手ごたえを感じているように感じた。実際勝ち上がった二試合はここ数年にはない凄みのある内容で、飛び出したホームランも計5本。他のライバルチームも「今年のれいめいは違う」と警戒したことだろう。
だが、ここまで順調に勝ち上がっていたチームでさえも、今大会多発している波乱の餌食となってしまった。相手は公立校加治木。姶良地区を代表する実力校ではあるが、今期は県大会勝利が秋の一勝だけと明らかに伏兵だった。これも高校野球の怖さだ。
前評判の良くない公立校が勢いに乗ってシード校を撃破すること自体は珍しくない。
しかしれいめいは一昨年の準々決勝(志布志)3年前の四回戦(徳之島)と同じようなシチュエーションでの敗退を繰り返しているのも事実だ。
念願の聖地への切符を手にするためには、突きつけられた課題を乗り越えなければならない。